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「きみが何をやりたいのか結局よくわからないから、どの仕事を振っていいかイマイチよくわからない」

 

 

とは先日面接に行った事務所の方に言われた言葉。

いやいやいや、2時間くらいずっと話ししてたやん!

とは言えず「○○ですね〜」

と答えると「でもそれって儲からないよね」と言われ、それ以上なにも言えなかった。

 

 

日付が変わって昨日、大学院の副担当の先生に今後の研究計画書を読んでもらった。(師匠が副担当になったのです)

先週も読んでもらったのだけど、あまりに曖昧すぎて「あとは何がやりたいのか、やな」

と言われた。

 

やりたいこと。

そう言われるとイマイチよくわからなくなってきた。

 

お金になること。

続くこと。

自分でできること。

誰かにお願いしても成し遂げたいこと。

 

 

すきなこと。

 

残念ながら私のすきなこととできることはイコールではない。

いつまでたってもその気持ちが抜けない。

 

できることを仕事にしたら、自分はその仕事、ちゃんとできるんだろうなあとなんとなく思う。過信かもしれないけど。

 

研究計画書を読んでもらったあと、就活の話になった。

 

すきなことを仕事にできると思えないし、(だからその周辺の「できること」で仕事を探そうとしている)フリーで働きたいという欲もなけれぼ特に夢もないです。

 

という文字に起こせばだいぶネガティブなことを言ってしまった。

 

師匠、私が入りたい会社を4年生の時に言ったことを覚えていて、

そこに入りたいならそこに繋がるステップ踏まなきゃね。そのための就活やと思うで。と。

行きたいところにいくためのステップで入った先にその仕事が楽しくてそっちの仕事を続ける、でもいいと思うけど、行きたいところをただ眺めてても先には行けないよ、という感じの話だった。

 

ちなみにその行きたかったところは、少し前に起こったプチ炎上で本当に行きたいところかどうかわからなくなってしまった。

そのことも伝えると、「そういうところがあなたにはあるよね。1か0じゃなくて、そういうところもあるって思えないと」

と言われた。

自分でもわかっている。あ、この人無理だな、と思うと0になってしまう。

でも人間はいいところわるいところ、ごちゃ混ぜでその時その時によってグレーの幅が異なっているものだ。

自分だって他人から見たらきっとそうなのに。

それができないうちは社会に出てからきっと辛いんだらうな、と思う。

 

どういうところで働きたいのか、という話になった時に「嫌な人がいないところ」と答えたら、

「そんなところあるか!」って。

社会にいい人なんてそうそういないよって。

 

だからこそきっと、そんな中でもちゃんと働いていけるのが大人なんだろうな。

 

いい人にも理想の大人にもなれる気しないけど、働きたい人と働ける未来は作りたいなあ。

 

 

【追記】

夢もないしなあという私に、

「子どもっぽいと思うかもやけど、イベントに来てくれた人を幸せにしたいとかさ、そんなんでもいいんやで」と言われた。

なんのために、誰のためにを見失わないように、見つけたいな。

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