大人になると悩まなくなるとかならないとか
大好きなマンガ「モディリアーニにお願い」で、自分の好きなコマをツイッターに投稿すると複製原画もらえるかもキャンペーンをやっている。
自分の好きなコマを探しながら思い出すことがある。
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最近、将来のことを考えすぎて数日おきに違う考え方になったりする。
でも結局、なんでこんな変な働き方をしてるかっていうと、師匠と一緒に働きたかったからなんだよなあと思い出す。
巻末のおまけマンガで「この人の為にがんばりたい、この人の為に何かしたい と思ってる人の為に何もできないうちにその人とお別れしてしてしまったらどうしよう。これが一番こわいと思っていることです」
と相澤さんは言っていた。
そう、そうなのよ。
就活で何を大切にしたかの話をしたとき、私は「誰と働きたいか」を1番に考えて私のことをよく知ってくださってる方がボスのところ2カ所で働くことにした。
でも
「知り合いがいないところがよかった。だって知り合いにはいつでも会えるから」
とほかの就活生に言われてびっくりしたのを思い出した。
なんでいつでもまた会えると思えるんだろう。
いつでもそこにあると思っている日常は、全然いつでもあるものなんかじゃなくて、何にも代えられない、でもいつだって急に無くなってしまうものかもしれないのに。
そういうことを思い出させるのが「モディリアーニにお願い」なんだよな。
もう一つ、才能があるとかないとか、ものを作り続けること、表現をやめないこと、がこのマンガのテーマのだと思うんだけど、
「つくる人がつくれなくなるのが悲しい」といううじうじした悩みを持っていた時に、周りの大人に歳を取ればそんなことで悩まなくなるよ(大人になればわかることが増えるよ、って意味で)と言ってもらったけど、
この気持ちを思い出せるうちにやっておかなきゃいけないことがある気がする。
置いてきちゃいけない気持ちってきっとあるよね。
人生が二回あればいいのにね、そしたら
働きたい人と働くことを一番大事にする人生
と
やりたいことを一番大事にする人生
両方体験できるのに。
大人になったら悩まなくなるらしいけど、
25はまだ大人じゃなかったらしい。
モディリアーニにお願いの登場人物たちも4年生になって卒制の時期に入った。
どんな卒制つくるのかな。
卒業したその先も見たいなあ。
大人になっても悩みながらつくり続けてほしいなあ。
そして相澤さんにも描く人でい続けてほしいな。
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「つくるひとがつくりつづけられますように」
これは私の夢であり願いです。